子どもの足を守ろう

-正しい発達で 健康な一生を-

昔のように、山に登ったり、畑で土を触ったり、ゴツゴツした道をたくさん歩いたり走ったりすることは少なくなってしまったと思います。

公園すら少なくて、遊具でいろんな動きをする機会も減ってしまった。

今では小学生でも外反母趾や巻き爪の子がいます。小指は大抵、曲がっています

浮き指、かかと重心、足首が倒れているお子様も多いです。

足を測るために立っててもらうだけでも、指がぷかぷか浮いてじっとしていられない様子で、ときには後ろにグラっと倒れそうになったり‥

スポーツすればケガが多い。年々スポーツの技術が高度になるにつれて負担も大きくなるものかもしれませんが、身体の土台(=足)は発達不足。

整形外科などに通う小学生、以前からこんなにいらっしゃったでしょうか。

ゲームやスマホの動画など、身体を動かさずに目を酷使して、姿勢も悪くなってしまっています。

そうすると、身体の不調だけでなく、やる気が出なかったり、イライラ・かんしゃくを起こしたり、気分が落ち込んだり

成長に必要な太陽を浴びて外で遊ぶ時間は減り、コミュニケーションを取る場所も減ってしまったかもしれません。

上手く抜け出せない子にとっては、このままでは、広いようで狭い世界になってしまいます。

保護者の方も忙しさに追われ、情報ばかりが多くて脳はいっぱいいっぱい、ストレスも溜まるはずです。

そういった現状を見つめた上でも、足元を見直すことからできることを考え、予防・改善する方法を提供していきたいと考えております。

~具体的に、どうしたら良いのか/はじめの大きな一歩~

足のこと、靴のことを知る。身体のことを知る。そして、気になるところがあれば改善する!

当店では、正しい靴選び、履き方、簡単な体操やマッサージを伝授いたします。

そして、身体を正し、お一人お一人に合った靴へとランクアップさせる中敷き調整をおすすめしております。

そのメリットとして、以下のことが挙げられます。

★ バランス改善、正しい歩き方や姿勢の矯正に繋がる

★ 足指の変形や爪の異常の予防・改善に繋がる

★ 能力発揮!足が疲れにくく、速くなる

★ 靴の片減りがなくなる、長持ちする

★ ケガや痛みの予防・改善に繋がる

★ 脳への正しい刺激を促せる    など‥

「たかが靴、すぐにサイズアウトする、お金もかかる、もったいない」

そう思ってしまうお気持ちも分かりますし、販売する側は、保護者の方のそういったお気持ちや生活の大変さを忘れてはいけないと思っています。

ですが、先まで見据えた、身体の土台のこと、やはり知っておいていただきたいし、納得して選んでいただきたいと考えております。

特に子どもの足は、骨が少なく、軟骨ばかりで関節のかみ合いもできていない状態から始まり、3歳の時点では約30%程度しかできていません。

よって、下記の写真のように、大きすぎる靴で小指がぐにゃっと曲がっていても痛くありません。

靭帯や骨、筋肉で形成される足のアーチは、おおよそ10歳くらいまでに形成され、その時点から、下半身及び上半身の安定に大きく差が出てきます。

リンパや神経もこの頃に大きく発達し、免疫力や運動神経を左右する時期と言えます。

この時期に土台を安定させること、正しい刺激を与えることは、一生を左右する、大切なことだと考えます。

障がいのある方も、ご心配せずに、ご来店ください。

障がいと言ってもお一人お一人異なりますが、

先天的に身体の弱さやアンバランスがあったり、上手く動かすことができない方もいらっしゃいます。車いすの方もいらっしゃいます。

多動や人・場所見知り、感覚過敏などで足を測るのを嫌がって騒いでしまうお子様もいらっしゃいます。

足元や靴を見直すと身体の負担が減らせたり、動作のサポートをすることができます。先で予測される足の変形や身体の不調を予防することができます。

介護が必要な方であれば、介護する側の負担も減らせると考えます。車いすから立ち上がって歩く意欲が沸いた方もいらっしゃいました。靴下で足の形を整えるだけでも、踏ん張りが効いて、「車いすでのスポーツに活用します」という方もいらっしゃいました。

騒いでしまうお子様には、保護者の方もご心配や疲れがあられるかと思います。やはり土台から身体を整えて、脳や全身の各箇所への正しい刺激を与え、落ち着いて過ごせるように、お手伝いしたいと思います。

根気よく 教えてあげないと…と心しております。

元気の良い子はなかなかじっとはしてくれないし、何度言っても靴のかかとを踏みつぶしてしまう。マジックテープや紐はゆるゆるで、砂がジャージャー出てくる…。

それでも、何度でも履き方を教えてあげなければと思います。

写真の彼女はこの靴で2足目。1歳半くらい、歩き始めて半年ちょっとといったところです。

まだまだ目に映るもののほとんどが初めてで、教えれば楽しそうに真似をします。素直で純粋です。

かかとトントン、まぁ、自分ではできないだろうけど… と思っていましたが、最後に自分でしようとして、ぶんぶん足を振った後一度だけ、かかとを地面に上手く落としました。

「おっ!できた!」とは、まだ喋れないのですが

正面にいたお母さんを、キラキラした目とにっこり笑顔で見上げていました。

そんな彼女はもうすぐ5歳。歩くのも走るのも本当に大好きで、小さな弟と一緒に上手に靴を履く姿はとても綺麗でかっこいいです。